肝質性肺炎による微熱

89歳の♀

平熱36.5℃で一ヶ月以上37℃の微熱があると家族が訴える

総合病院で精査の結果「間質性肺炎」の診断だが治療法はないと言われている

東洋医学による体表観察では

脈は浮、弦、胃の気あり

舌診は初診は乾燥した厚黄苔が薄い微黄苔に変化し

食欲でてきて本人はいたって元気、呼吸器の自覚症状なし

鍼は三叉神経痛の治療をしており経過も良好

病名は「間質性肺炎」であっても

東洋医学による所見は問題なしなので

年齢を考慮しても予後の心配なしと御家族に伝える

微熱はあっても、舌診所見の良い変化、胃の気が旺盛なので

予後良と判定できた症例