鍼灸中心の統合医療

大阪大学で立ち上がったエビデンスに基づく統合医療研究会や

プライマリ・ケア連合学会の中にも、鍼灸の勉強会が立ち上がっており

医師の鍼灸への関心は益々高まってきている

和漢が医師国家試験に出題されるまでになったように

鍼灸やその背景となる東洋医学の考え方を医師が知ることは、必然的になるはず

名古屋大学医学部附属病院総合診療科外来における

研究への協力依頼が愛知県鍼灸専門師会にあった

(以下名大病院からの依頼内容の要約)

上記のような流れの中で、統合医療チームにおいては

鍼灸師に是非とも中心となっていただく必要がある

倫理審査委員会に具体的な研究協力者名を提出することが必要となり

名古屋市内の鍼灸師から、どなたかをご推薦いただけないでしょうか。

異なる体系にたつ療法を否定しないオープンな考えをもち、

筋骨格系以外の症状に対しても対応することができる

伝統的な鍼灸の考え方を大事にしている方が希望です。

ようやく名古屋でも統合医療チームに鍼灸師が関わる時代が来た

しかも鍼灸師が中心となって統合医療の研究を進めたいというのだ

2年前に始まった「鍼灸漢方を柱とした新しい日本型医療の創生の研究」が

名古屋で動き始めたことを実感する