妊娠中の鍼治療

妊娠中の鍼治療

妊娠中の女性への鍼治療は副作用もなく、安全でほぼ全科に対する治療が可能である

特に妊娠初期にはつわりや食欲不振等の不定愁訴の緩和、切迫流産の予防

安定期には、腰痛や逆子等の治療

臨月には安産に向けての治療

その他妊娠中のマイナートラブルで薬物が使えないケースで

鍼灸治療で細やかなケアができるのである

当院では常に複数の妊婦さんの治療をしており

産後も赤ちゃんの治療や、育児疲れのケアなどを求められる

産婦人科では鍼灸師を常駐させているところも増えてきているが

産婦人科のDrには、妊婦さんへの鍼灸治療の安全性と有効性をもっと知っていただければと願っている

厚労省の漢方・鍼灸の積極的活用を通じた「新しい日本型の医療」創生の研究のなかでは

http://kampo.tr-networks.org/sr2009/

医学部の学生に漢方や鍼灸を授業で取り入れることが検討されているので

実現すれば、鍼灸への理解を示し医療に取り入れるDrが増え

日本の西洋医学中心の医療が変わっていくかもしれない