全日本鍼灸学会学術大会

6月9日~10日に岡山県倉敷市で
全日本鍼灸学会学術大会が開催され参加してきました。
200を超える演題の発表や、シンポジウム、特別講演など
多彩なプログラムが分科会式で同時進行で発表されます。
参加者は1500人を超え、大変盛況でした。
特に興味深かったのは、”自然治癒力””免疫”というキーワードです。
癌を含めて、病気になるのも、病気を治すのも”免疫力”が深くかかわ
っていています。
鍼灸治療は、誰でも持っている免疫力、自然治癒の働きを、引き出して、
高めることができる数少ない医療です。しかも、副作用が少なく、ローコストの医療です。
病気になったときは、鍼灸治療で気血の巡りをよくして、自然治癒力を高め、
さらに、食事や生活習慣の”養生”をすることが何より大切ではないでしょうか。
免疫学の権威とされる学者や医者が、「2ヶ月以上薬を使っても変化がなければ、薬を止めなさい。」とおっしゃっていました。
長期間効かない薬を使っていると、自然治癒力を損なうだけだと・・・
ヒトの自然治癒力、免疫力は場合によっては”癌”をも消退させる力があるんだと・・・

来年は京都で同学術大会は開催されます。