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脊柱側弯症・左半身の痺れ

M・O 女性 32才

私が鍼灸と出会ったのは、10年程前。以前、肩こりがひどく、マッサージばかりを受けていましたが、父からの紹介で1度長岡治療院を訪れた記憶があります。しかし、その際は針とマッサージを比べ、気持ちがよくて、一時的に即効性のあるマッサージの方が良いと感じ、通院をやめてしまいました。 それから10年、毎月1度、2度のマッサージを受けながらも、慢性的な肩こりは治りませんでした。  そして、去年の夏、仕事で業務が立て込みストレスが多くあった時、突然、左半身のしびれを感じるようになりました。歩くたびに、ビリビリと左の頭から足にかけてしびれる・・・何か悪い病気ではないかと思い、また、長年通い針の良さを知っている父の紹介で、10年ぶりに長岡治療院を訪れました。先生からの勧めもあり、脳神経外科で頭部、頚椎、腰椎のMRIを取りましたが、頭部は異常なく、少し頚椎と腰椎が湾曲している程度ということで、特に悪い病気ではないとの診断を受け、鍼灸での治療を選びました。  1ヶ月程で左半身のしびれは改善され、それから1年、治療を続けています。 今ではほぼ、背骨、頚椎の曲がりは完治し、以前は傾いていた体も左右対象になってきました。肩こりは仕事上、常時ありますが、針で予防をしているせいもあり、頭痛を伴うものは少なくなりました。通い始めて半年程でようやく鍼灸の良さを感じ、今ではかかせないものとなりました。初め、針と聞くと、「怖い」「痛い」というイメージでしたが、まったく痛みも感じません。  先生のお話を聞くたびに、鍼灸への関心も強まり、体と神経、ツボの関係が繋がっていることに驚いています。  自分の体について、良く知る事は大切であり、自分なりに予防をすることもでき自律神経の乱れも整います。即効性のあるもの、継続しなければ効果がないもの等、個人差はあるとは思いますが、私のケースの様に針治療を持続することで、体調不良が改善され、自分にあった治療法を発見できる事もあります。 まずは、気長に治療に専念すること、私の様な3日坊主、せっかちな人間にも針治療は続いています。 一人でも多くの方に鍼灸治療の良さを知っていただき、不安を取り除いていただけると幸いです。