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小児麻痺への小児鍼治療

今夜は恒例の院内勉強会

小児麻痺患者への小児鍼の実技講習をした

生後間もなく発症する小児麻痺患者は多く

家族への精神的苦痛と負担を軽減するためにも

小児鍼には運動機能(ADL)や痙性麻痺の改善の実績を活用したい

乳幼児から小学校低学年までが適応年齢である

金属製の特殊な形状をした鍼を用いて全身の皮膚を羽毛で撫でるように

巧みに操作すると、子供はいやがらずむしろ心地良さを感じ抵抗しないものである

年齢や体質によって刺激量のさじ加減が難しいので、習熟が必要

小児麻痺の発症後早期に治療を受け始めると

西洋医学の常識からは想像できないほど

成長に伴って麻痺や関節拘縮の改善が認められる

学会で症例報告をして小児麻痺への治療効果の啓蒙をしている

多くの親御さんにこの事実を知っていただきたい