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第35回愛知県鍼灸研修会

1月19日(日)

名古屋医健康スポーツ専門学校で研修会が開催されるので

愛知県鍼灸専門師会 学術部の理事としての準備に追われている

演題1「下痢には紅茶、便秘には??」
    ~鍼灸臨床に使える疾患別栄養学
講師:森口幸子先生(管理栄養士)

演題2「魅せる良導絡治療」
    ~難治性脱毛症に対する身体と心・免疫からのアプローチ
講師:松森祐司先生(鍼灸師)

特に演題1の管理栄養士による疾患別栄養学は楽しみにしている講演で

森口先生は、大企業向けの健康セミナー・クリニックでの栄養相談

特定保健指導・大学市民講座・非常勤講師・市町村の健康教室等

全国各地を飛び回って八面六臂の活躍をされている

とても明るく元気で大きな声の先生なので

受講者に与えるインパクトも大きいと期待している

保険指導会

明日は月に一度の保険指導会

県内保険取り扱い会員から送られてくる数千枚のレセプトを

記入漏れや、入力ミス、適正な保険取り扱いがされているかを

チェックし、審査済みのスタンプを押したうえで

各保検者に郵送するといった作業

鍼灸専門師会審査済のスタンプは

水戸黄門の印籠のように保検者にとって担保となる

業界団体に加入していない個人請求については

同意書の発行をしないように指導している医師会が増えているので

今後取り扱いが益々厳しくなるだろう

鍼灸院臨床研修制度

鍼灸学校の夏休み期間中を利用して

愛知県鍼灸専門師会主催の

鍼灸院臨床研修制度という

学生向けの実際の鍼灸臨床を自由に見学させるという

画期的な企画が今年もスタートする

学生を受け入れる登録鍼灸院は5件とまだ少ないが

どこも”医療としての鍼灸治療に取り組んでいる鍼灸院だ

鍼灸師の教育で未だに足りないのは”臨床実習”

業界をあげて臨床実習を受け入れる鍼灸院を増やす努力が必要

当院は10数年前から夏休みは常に開放して学生を受け入れている

真剣勝負の現場を見せるという”緊張感”と

”学生と語り合う”のが好きで続けているようなものだ

見学がきっかけでスタッフになった学生も多く

卒業後5年以内の愛知県鍼灸専門師会会員も応募できるので

どしどし申し込んでほしい

学術講習会の方向性

(一社)愛知県鍼灸専門師会では

三市会(小牧・犬山・春日井)、愛知県鍼灸学会の2団体と

共催で、毎月会員や、学生向けの講習会を開催している

内容は医師からは西洋医学の専門分野の講演で

鍼灸師や鍼灸大学の教授等からは東洋医学の講演や実技供覧になることが多い

平成25年度の愛知県鍼灸専門師会主催の学術講習会は数回予定されているが

現在その方向性を検討中である

今までのように、様々な流派の鍼灸師が毎回趣向を変えてするか

ラウンドテーブルディスカッションのように

一症例をもとに各流派の鍼灸師がそれぞれの診たて方、治法を

明らかにして、お互いの流派を尊重しつつ意見交換をすることで

誰が参加しても興味を持ってもらえる講習会にするか

個人的には後者の手法を考えている

これから理事会で諮って作り上げていくことになるが

若い鍼灸師に対していかに興味を持ってもらえるかにかかっている

鍼灸師の区別化

一言で鍼灸師という同じ国家資格を持っていても様々

経絡治療・現代医学的治療・中医学・その他の流派

どこの研究会にも属さない自己流派

鍼灸を医療として取り組んでいない鍼灸師

我々は北辰会という中医学勉強会に所属し研鑽している

常任理事を務める(一社)愛知県鍼灸専門師会では

勉強会や、学会に積極的に参加し常に勉強を怠らない鍼灸師と

ほとんど勉強しない鍼灸師を区別するために

会のHPで会員別に勉強会に参加した記録を報告し

一般の方が自由に閲覧できるシステムを計画している

鍼灸の良さは解っていてもどこに行けばよいのか

医師の先生からもどの鍼灸師がよく勉強しているのか

質の高い医療としての鍼灸治療を提供しているのか解らない

専門書を読むだけでなく

学会や研究会によく出向く鍼灸師は

鍼灸師全体の3割ぐらいと言われている

安心できる鍼灸を受けるための情報を開示する必要に迫られている

ちなみに明日は大阪で北辰会の臨床コースがあるので

県内の6人の鍼灸師仲間と一緒に受講してきます

愛西市健康祭り参加報告

昨日は晴天に恵まれ愛西市健康祭りに

10名の愛知県鍼灸専門師会会員が

東洋医学コーナーで鍼灸体験治療の

ボランティア活動をした

AM9時~午後2時まで来場者は160名

初めて参加したスタッフには良い経験となり

日頃の臨床とは違う緊張感と喜びを感じたようだ

愛西市健康祭りボランティア

明日は愛西市佐屋保健センターで

毎年開催される”愛西市健康祭り”の「鍼灸体験コーナー」に

ウチのスタッフを含め10人の鍼灸師がボランティア治療をすることになっている

老若男女毎年200名程度が体験治療を受けるので

鍼灸治療を受けたことがない方にとっては良い機会となるようで

これを契機に鍼治療を始められるケースも多いようだ

明日は目の回るような忙しい一日となることでしょう

折角の休日にスタッフ達には申し訳ないが

ボランティア治療に参加することは良い経験となるはず

第47回三県合同研修会報告

9月8日~9日に名古屋KKRホテルで

第47回愛知・岐阜・三重・三県合同研修会が開催された

延べで110名の参加者

朝9時~17時までびっちり詰まった過密スケジュール

昼食時はランチを食べながら鍼と艾の製造工程のセミナー

休む間がなく濃密な講義の連続であったが

皆集中して聴講して頂き

大変充実した内容で満足だった、という感想が大半であった

準備に追われた苦労が実り、理事全員で反省会を開いたが

スケジュール通りに滞りなく進行したことで

皆充実感が漂い理事全員のココロがが一つになった時間だった

今日のブログはお休みします

今日は研修会のためブログはお休みします

10日は研修会の報告です

第47回三県合同研修会

第47回、愛知・岐阜・三重 三県合同研修会が9月8日9日に開催される

愛知は開催県であることや、学術部が主体になって準備を進めているので

この2~3ヶ月間は仕事の合間や休日は準備に忙殺されている

理事の中にPCが壊れて使えない人がいたりするので

足並みがそろわないこともあったが

昨日深夜に全ての準備が整い

週末の開催に向けて万全の態勢が取れたと思う

参加者は事前申し込みで60名弱あるので

当日参加者を入れると80人弱と読んでいる

会場の名古屋KKRホテルは86名迄入れるので

立ち見が出ることはなさそうだ

コンセプトは”21世紀の鍼灸ビジョン”~難病治療への取り組み~

プログラムの作成から始まり演者の選定、演者との講演内容の細かな調整

抄録の作成、ランチョンセミナーの企業との交渉

当日の進行表の作成、参加の電話による呼び掛け

メールやPCがある時代に生まれて良かったと思うが

デジタルメディアがあるがゆえに縛られることも多かった

とはいえ、こういった中規模の研修会は

関わる人々とのコミュニケーションが充分にとれたうえで、

協力理事の気持ちが一つになれば必ず成功すると信じている

あとは会場から借景できる名古屋城が雨で霞まないことを祈るのみだ

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