中部大学CAAC

中部大学シニア向けの公開講座

アクティブアゲインカレッジ

東洋医学の講座が6コマ

愛知県鍼灸師会の臨床家4人で

受け持ち14人の受講生(50歳以上)に

講義をすることを以前にこのブログに書いた

昨日はその打ち合わせを当院で行った

如何に興味をもって聴講していただけるかについて

議論百出した結果

毎回ツボの説明と取穴の実技

脈や舌の診かたと治療後の変化等を知ってもらう

参加者に問いかけながらツボを教えるという方向性で一致した

http://www3.chubu.ac.jp/caac/

Skype会議

今夜は(一社)愛知県鍼灸師会 業務執行理事6名による

21時からSkype会議だ

インターネットのお蔭で会議の為に

仕事が終わって集合しなくても

簡単な議案はこれで済むのでありがたい

但しいつも誰かひとりはSkypeが起動しないか

会議そのものを忘れているか

多忙で参加できないか

なかなか全員集合とならない

前回は自分のSkypeの不調で

音声だけの参加だったので

早めにテスト通信しておこう

鍼治療が米国病院治療の定番に?

2014年から稼働している”オバマケア”国民皆保険制度

その影響で米国ではちょっとした鍼治療ブームが起きているようだ

テキサス州の有名病院グループが

「院内の多くの患者が代替医療を受けたいというニーズを持つようになり、

これに応えて鍼治療を提供している」

「鍼治療や鍼治療家は、西洋医学や西洋医と置き換えるものではなく、

病院として一体的に患者へ最善の医療を提供するための手段のひとつ、

と考えている」と米国メディアが報じている

我が国の西洋医学に偏重した医療制度では考えられないスピードで

米国では病院で鍼治療を取り入れ始めている

患者のニーズがあるからという理由は

新しい国民皆保険制度のもとで、シェア獲得や

病院の生き残りをかけた競争激化が拍車をかけているようだ

我が国ではいまだにエビデンスが少ないという理由で

病院での鍼治療の取り組みは遅々として進まない

米国を見習ってよいものは取り入れるという

柔軟な姿勢を持ってほしいものだ

宮本武蔵の言葉

知人のFACE BOOKからのシェア

宮本武蔵の言葉

百日の行を鍛え

千日の計画を練り

そして勝負は一瞬

日頃の勉強と臨床に繋がる素敵な言葉

処暑

23日は二四節気の処暑

立秋から数えて15日目ごろ

暑さが和らぐという意味

厳しい暑さは峠を越し

朝夕は涼風が吹き始め

秋の虫の鳴き声も届くようになった

冷飲や過食に注意することが

夏バテの予防になる

食中毒にも油断は禁物

http://www.-acp.com

リベド血管炎経過良好

高校生男子

3年前から下腿に紫斑が出現

1年前から紫斑部位に潰瘍ができ

痛みと熱感を伴う

大学病院で精査の結果「リベド血管炎」と診断される

下腿の潰瘍が悪化し浸出液も出始める

潰瘍とともに痛みで長時間歩行も困難

内服薬や塗り薬は無効

弁証は瘀血・血熱鬱滞

鍼は右合谷に置鍼 隠白から刺絡

当院初診より3ヶ月経過

12診目で潰瘍・痛みは完全に消失

皮膚は色素沈着が残るのみ

大学病院の主治医はこの難病が

鍼治療で治っている事実に

大層驚いているとのこと

リベド血管炎という難病に

鍼治療が効く事実を知って頂きたい

妊娠についての教育始まる

文科省がこの度「妊娠しやすさと年齢について」

高校生向けに副教材として作成したとのニュースがあった

先進国の中で遅れていた分野の教育が始まることはトピックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000026-mai-soci

ヘルニアMRI画像の変化

50代女性腰椎椎間板ヘルニア

動けないほどの痛みがあった

13年前のMRI画像と

定期的な鍼灸治療で痛みが消失し

最近撮影したMRI画像の比較をした

上の写真が13年前

L4/5で椎間板が膨隆が認められ

整形外科で腰椎椎間板ヘルニアと診断された画像

下の写真は最近撮影

L4/5の椎間板の膨隆は消失している

主訴は消失して運動も仕事も全く支障がない

13年も経過しているので自然治癒ともいえるが

毎日腰の負担のかかる仕事を続けながらの13年を考慮すれば

毎週欠かさず鍼灸治療を続けた結果として評価ができると思う

アンガーマネジメントとは?

会社の上司や部下にイライラしたり

いうことを聞かない子供を怒鳴ったり

妻や夫の行動や言葉にイライラ

こんな経験は誰でもあると思う

イラッときても「6秒程度考える間をおく」ことで多くの怒りは静まる

突発的に起きた怒りの感情は、長くて6秒しか続かないという

これは”アンガーマネージメント”という心理学の手法

”アンガーマネージメント”とは

1970年に米国で開発され、2000年代に入ると

怒りやストレスをコントロールすることに使われるようになった

要約すると

①衝動のコントロール
 「怒りの感情のピークが過ぎるように6秒待つ」

②思考のコントロール
 相手の行動を
 1)全く問題ないこと

2)少しイラッとするけれど許せること

 3)許せないこと
 の3つの基準に分類する
 2)の「少しイラッとするけれど許せること」を意識的に広げるようにする

③行動のコントロール
 怒りを
 1)重要かどうか
 2)変えられるかどうか
 という2つの軸に分類して行動を考える
 「変えられないけど、重要ではない」なら仕方がないと思えるようになること

②と③については自分の基準をしっかり持ち
「相手やその時の気分によって変えないことが大切」

意識して練習すれば誰でもできるようになるそうだ

日頃からイライラしやすい人は試してみては?

腰椎分離症治癒

中学生クラブチームのサッカー選手

昨年11月に腰椎分離症の診断

試合に出れない、全力での練習ができない日が続くが

根気よく体幹トレーニングをしながら

鍼灸治療通院9ヶ月

100%のパーフォーマンスで

練習、試合ができるようになった

途中何度もサッカーを諦めかけるも

父親や周囲の励ましもあったが

なにより本人の強い意志が原動力となって治癒に至った

T君よく頑張ったね!

※13日~17日休診の為、ブログもお休みさせていただきます