慢性前立腺炎

20代♂ 慢性前立腺炎
3ヶ月前から尿動口がムズムズし残尿感が続く
泌尿器科で過活動膀胱の診断で内服治療変化なし
他泌尿器科に転院
前立腺炎の診断
抗生剤の投与で寛解傾向であったが
頻尿や残尿感、尿道の違和感が続き当院来院
肝鬱気滞・腎虚と診たて
実測の膀胱兪に瀉法で15分置鍼、施灸
第5診目より主訴寛解し始める
第7診目9割は症状寛解
急性前立腺炎は一般的には抗生剤が有効で
早期受診で寛解するが
慢性化すると西洋医学では難治性となる場合が多い
東洋医学では治しやすい疾患

20代♂ 慢性前立腺炎
3ヶ月前から尿動口がムズムズし残尿感が続く
泌尿器科で過活動膀胱の診断で内服治療変化なし
他泌尿器科に転院
前立腺炎の診断
抗生剤の投与で寛解傾向であったが
頻尿や残尿感、尿道の違和感が続き当院来院
肝鬱気滞・腎虚と診たて
実測の膀胱兪に瀉法で15分置鍼、施灸
第5診目より主訴寛解し始める
第7診目9割は症状寛解
急性前立腺炎は一般的には抗生剤が有効で
早期受診で寛解するが
慢性化すると西洋医学では難治性となる場合が多い
東洋医学では治しやすい疾患

重症筋無力症
10代♀
2年前に発症
メスチノン5錠/日内服しながら学生生活を維持
長時間の会話スピーチ、食事で疲れる、目の焦点が定まらない
自然に笑えないなどの主訴に対して
素体腎虚で、肝陽上亢と診たて
左太衝に置鍼10分
以降2回の治療で経過良好
この病気は鍼が効くとメスチノン等の薬がよく効くようになる
鍼と薬の相乗効果が認められると
その後は減薬が目標となる

腎臓癌の再発予防で治療中の患者さん
当初は抗がん剤の副作用で体重が10垳
胃の気を補う治療で食欲UPして
今では元の体重以上となった
主治医は画像診断、腫瘍マーカーとも陰性で癌は消失との診断
しばらく抗がん剤が続くも現在は投薬中止となった
再発予防のために
手の井穴左右12穴から刺絡を始めてから
どす黒い顔色が綺麗になってきた
毎日庭仕事に精を出し極めてお元気
唯一残る不安感は
主治医が癌が治ったよとは言ってくれないこと

37才
結婚して3年間人工授精3回するも妊娠に至らず
肝鬱気滞、腎虚と診たて
17か月間、鍼灸治療を週に一度続けて体調が整い
2回凍結融解杯移植を受けて
この度妊娠を確認できた
ご主人様が1年間鍼灸治療を続けたことも
良い結果をもたらしたと考える
Mさんおめでとうございます
これからは妊娠中のケアが大切ですね
http://www.n-*acp.com

(一社)愛知県鍼灸専門師会の
常任理事7名で毎月第2木曜日に執行部会を
21時~23時に開催していたが
会議場が西区と小牧と遠方で眠気と戦う無駄な時間を見直し
Skypeを使ったインターネット会議にすることになった
今夜は接続の確認のテストをい兼ねたミニ会議がもうじき始まる
Skypeは今更と言われそうだが、無料通話にも関わらず
HD画質で通話品質もよくタイムラグのない通話が可能
品質を保って10人までは同時に通話ができるそうだ
うまくいくか少しドキドキしてきた

5年前に風邪をひき38℃の発熱で来院された患者さんが
5年ぶりに風邪をひいて再診で来院された
5年前の風邪による発熱は”表寒表実証”と診たて
左合谷に5番鍼で早刺早抜、少商刺絡、風門にお灸を5壮
処置後に夜間発汗して翌朝には熱も下がりスッキリ治った
1回きりの治療だったので効果判定ができずに不明だったのが
とてもよく効いたとのことで弁証と治法が正しことが確認できた
今日は今朝から39℃の発熱、市販薬と内科で点滴を受けるも
発汗せずに微熱が残り体がだるいとの訴え
”風熱表実証”と診たて
右合谷5番鍼10分置鍼
僅かに発汗している風門に施灸
脈は落ち着いて舌色も良好
5年前の1回で風邪が治ったことを覚えていたことが
治療家としては嬉しかった症例

過敏症腸症候群(IBS)で悩んでいる人は多い
西洋医学では難治性とされる
心療内科の分野でもある疾患
すなわちストレスや不安感が原因であると
中医学では、脾虚(消化吸収の機能低下)素体と
ストレス、不安感などによる肝鬱気滞が招いた”肝脾不和”が多い
公孫や陰陵泉等虚側の脾経を鍼で丁寧に補って整えのお灸
治療のない日には広重灸(間接灸)を自宅で毎日していると
治療効果が高まって、調子が良くなる
肝気にアプローチするより
脾を補う健脾の処置が奏功する

50代♀
1ヶ月に一度来院される20年来の患者さん
1週間前から目の痒みで眼科で診てもらい
アレルギーが原因と言われ、点眼薬を使うもスッキリしない
望診で上眼瞼が黒ずんでいる
舌下静脈は怒張
瘀血と肝陽上亢と診たて
百会から刺絡をすると暗紅色の血液が排出
直後に頭と眼がスッキリし、上眼瞼の黒ずみも薄くなる
アレルギーという外因ではなく
瘀血という内因が目の痒みの原因であった
アレルギー疾患は東洋医学の弁証論治がしっくりくる

昨日は大阪で北辰会エキスパートコースにスタッフ3人と参加してきた
漢祥院の間質性肺炎・気管支拡張症・喘息などの
難治性肺疾患4症例の貴重な経過報告と弁証論治・治法・病因病理の解説
連風先生から癌についての解説はピリピリした緊張感に満ちていた
緩和ケアとしての鍼灸の介入ではなく
初期から中期の癌については完治を目指すと言い切っておられた
画像診断でがんが消滅した症例や、発症後5年以上経過良好な症例など
50症例の治療実績を解説していただき、大いに勉強になった
50年の臨床経験から”週に1回以上鍼灸に通っている人は99%癌にかからない”
という事実は、臨床25年の当院でも実感している
国民の2人に1人が癌でなくなるこの時代
予防医学として鍼灸はすごい力を持っていると確信している

西洋医学による精査が必要な場合は
医療連携している脳神経外科でMRI検査などを依頼しているが
漢方専門医との医療連携が手薄であった
最近本格的な漢方診療をされているクリニックを知り
漢方薬と鍼灸治療の併用を希望されている患者さんをご紹介させていただいた
紹介状への回答書には丁寧に東洋医学的な所見や弁証が記述してあり
当院での弁証と一致したことで相互理解ができたのではないかと思う
漢方薬での医療連携の手掛かりができたと感じている
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祝日:AM9:00-11:30、PM2:00-5:00
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