東洋医学会へ参加

6月30、31日と東京の京王プラザで開催された東洋医学会学術総会へ参加しました。

東洋医学会は、漢方と鍼灸を中心とした、臨床、研究、教育に関する学会です。

参加するのは、西洋医学に漢方を取り入れ診療を行う医師や、鍼灸師が中心となります。

中でも特に人気だったセッションは「医師と鍼灸師のための鍼灸セミナー」でした。

講師は著名な鍼灸師の先生方でしたので、会場は超満員でした。

医師からは積極的に質問が飛び交い、鍼灸への関心の高さが伺えました。

学会を通して、鍼灸と漢方の併用に関する話題が少いように感じました。

本来東洋医学は、鍼灸と漢方を双方を併用し、補完しあうことが重要ですが、

保険制度の問題や、鍼灸師と漢方医との連携がとれていないことなどが問題点です。

今後は、学会を通して漢方医と鍼灸師とのつながりが強くなっていくことを期待したいです。