気滞血瘀のモートン病

モートン病とは

足の第3-4足趾間(第3趾と4趾の向かい合う側)のしびれ、

疼痛、灼熱痛などの多彩な神経症状が出現する疾患

足趾の骨折がきっかけで発症した40代の女性の患者さん

患側の足趾は底屈・背屈とも痛みが強く

足趾は色素沈着で黒ずみ、爪は白く色抜け

足の冷えは(+++)

詳細な体表観察のうえで

気滞血瘀と診たて

患側に足臨泣に1番鍼で置鍼し赤外線で足を温めた

直後に4か月続いた歩行痛は殆ど消失した

足趾の底屈。背屈痛も消失

患者さんはエーと声を上げ

たった一本の鍼治療による劇的な変化におおいに喜ぶ

小趾基節骨骨折の不適切なシーネ固定によって

足趾のアライメントが歪み、気滞血瘀に至った症例