アトピー性皮膚炎の症例

数年前から定期的に治療にみえる患者さま、もともとアトピー体質ですが、
突然、眼の周りが真っ赤になり腫れて泣きそうな顔で来院。
結婚式を控えているので何とかして欲しい!!と祈るような表情です。
中医学では、脈診と腹診により、肝鬱化火による眼の周囲の腫れと発赤とみて
5番鍼(少し太いです)で右合谷、右照海で10分置鍼。百会から刺絡
これで脈が緩んだので、いける感触があり。
うつ伏せで清熱解毒の処置、霊台、督兪に10分置鍼
治療後はかなり赤みや腫れが軽減しました。
きっかけは、新しい化粧品を使ったことと、仕事が多忙でストレスが溜まったためのようでした。

写真は上から順に1)治療前 2)治療直後 3)2日後

2回の治療でほぼきれいになりました。

化粧品については、全て持参していただき、Oリングテストで判定しました。
やはり、新しい化粧品のほとんどがマイナス反応になりました(アレルゲンということです)