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北辰会定例会参加

昨日は大阪で勉強会に参加

所属する北辰会のエキスパートコース

鬱病(統合失調症等)の解説と弁証論治・症例解説

蓮風先生からは2時間鬱病の生講義を拝聴した

心神(主)→肝魂(従)(心神が溢れると肝魂に溜め

肝魂(主)→心神(従)逆転すると精神に異常を来す

精神疾患を見るには医療人として心神が健康であらねばならない

大変刺激を受けた翌日の今日の診療

いつもに増して精神が研ぎ澄まされ良い治療ができたと思う

問診について

当院では北辰会カルテを用いており

初診患者さんにはカルテに基づいて

ほぼ一時間程度の問診をさせていただく

但し、患者さんの状態によっては

時間を短く簡潔にし患者さんに負担を与えないようにする判断も必要

慢性疾患の場合は殆どの患者さんから

ここまで詳しい問診をされたことがないと驚かれ

真摯に患者さんに向き合っていることを理解していただいている

信頼関係を築く上で最も重要な診察が問診なのである

患者さんにはどうぞご理解とご協力をお願いします

北辰会定例会参加

昨日は大阪で北辰会の定例会

スタッフ6人と参加した

終了後に忘年会に参加

鍼灸大学在学中の息子も参加し

初めて親子で酒を酌み交わした

少し大人になったけど

先輩にビールを注ぐときはラベルを上に両手で

っていう、有難いご指導は記憶に残っているか?

蓮風先生臨床50周年お祝い

昨日は大阪帝国ホテルに於いて

師匠の藤本連風先生臨床50周年記念式典に出席

150人を超える参加者でとても盛況な祝宴だった

伝統医学を継承しつつ、革新的な天才臨床家であると

多くの学識経験者からお祝いのお言葉があった

ご自身の数十万人の患者さんを始め

多くの優秀な弟子を輩出した功績は他に類を見ない

50年は一つの通過点であり

70年80年まで第一線でのご活躍を祈念します

北辰会夏季研修会

昨日は大阪森ノ宮で開催された

北辰会夏季研修会にスタッフと参加してきた

腹診と打診の臨床応用をじっくり時間をかけてするので

毎年恒例であるが参加するたびに

腹診と打診手技の奥深さに驚かされる

今日の診療はいつもに増して指先が鋭敏となり

概ね良い治療ができたと思う

約500年前に禅僧の僧侶であった夢分斉が

母の病気を治したい一心で工夫を凝らし

独自の腹診術と、打診法を開発した

この人の病を治したいという一念

これこそ医療の原点である

漢祥院治療

昨日は2か月ぶりに

奈良の藤本漢祥院で連風先生の鍼治療を受けてきた

最近体調は良いので健康管理が目的

何も言わず脈を診てから背候診

蓮風先生は僕を直感で観察しているが

長年通っていると僕も連風先生の表情や動きを何気なく観察してしまう

昨日は表情が硬く一言も声をかけずに鍼をされたので

何かいつもと違うと直感

今朝のブログ「鍼狂人の独り言」を拝見して納得

歯痛でお困りだったようだ

対処法がいかにも鍼狂人らしいので

ぜひともご覧いただきたいと思う

http://blog.livedoor.jp/fujimoto1005/

紹介者ありについて

当院で使用している北辰会カルテについて

予診表には患者さん自身に鉛筆で記入していただいている

書き方によってさまざまなことが解るので自筆が重要である

紹介者名の欄に書かれる紹介者のお名前の書き方で

紹介者が重要な方か否かも推測できる

紹介者と受診者に強い信頼関係がある場合には

問診もしやすく、初めから治療に対する期待度も高いので

治療効果が想像以上に良い場合がある

良好な信頼関係を築くうえで紹介者ありは非常に重要

漢方薬の芳香

良薬は口に苦しというが

漢方薬は香りを嗅いだり、内服した味が良く感じることで

薬の適不適の判断として昔から言われていた

連風先生のブログには漢方薬の香りを嗅いだ後に

脈診が好転していれば薬は適合していると

判断ができるとの記述があった

当院では Bi Digital Oring Testによって

サプリメント等の効果判定をしているが

芳香によって脈診の好転反応を診ることも

大いに使えると考え早速試してみたいと考えている

問診より重要な体表観察

先日の北辰会の講義

問診よりも大切なのは”体表観察”であると

昔は”問診だけでもここまで解る”という演題で

連風先生の講義があったが

北辰会は常に進歩し続けている

問診の内容は事実と異なることが少なくない

特に七情がらみの情報、負荷試験の情報等は

ノイズが混じるので裏づけのために

第三者からの聴取が必要なことがある

それに比較して術者の五感による体表観察は

熟練すればノイズが混じる要素がなく正確だ

正しく弁証論治するには五感を磨くことが最も大切である

http://www,n-acp.com

漢祥院治療

昨日は奈良の”漢祥院”で

藤本連風先生の鍼治療を受けてきた

いつも笑顔で出迎えてくれるが

「無理をするなよ」といつも戒められている

昨日は腹臥位で”筋縮”に30分の置鍼

10分を過ぎたころから全身が緩んでいく

緩むことを自覚するということは

緊張している裏返しか

臨床歴50年の自称”鍼狂人”の治療を受ける意味は

臨床歴25年の自分にとって限りなく大きいのだ