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夏期研修会

明日は大阪森の宮学園で

北辰会夏期研修会に参加する

腹診の復習、打鍼の復習、打鍼実技のために

一日を費やす、それだけの価値があるので

毎年参加している

スタッフや、仲間7人で名駅集合朝7時

今夜は早く休んで明日に備えよう

北辰会の素晴らしさ

北辰会専用カルテを用い

時系列的問診、体表観察、弁証

処置は一本の鍼

神経を集中して一本の鍼を打つ

西洋医学で治らない病、難病が沢山治っていく

耳鳴り、重症筋無力症、ラムゼイハント症候群による顔面神経麻痺

特発性骨壊死(膝関節)、SD(痙攣性発声障害)、逆流性食道炎

リウマチ性多発筋痛症、ジストニア、原因不明の微熱・・・・・

鍼が少ないほどこういった難治性疾患は良く効く

関西医科大学心療内科セミナーでの初診問診は

北辰会の問診手法そのものであった

どちらも病気を診るのではなく、

全人的医療として

心が身体に与える病気を捉えるレベルが相当高い処にある

という点で一致していると思う

北辰会臨床部会参加

昨日は大阪で北辰会の臨床部会

にスタッフと仲間8人で参加した

午前中は常用穴の取穴の確認

午後は蓮風先生から「肝の病症」の解説

症例報告は「三叉神経痛の症例」

毎回参加すれば得るものは多く

明日の臨床に使えることもあれば

古典の知識を深める意義もある

この勉強会が我々の診療の”軸足”だ

問診について

当院では初診患者さんへの問診は1時間程度かかる

場合によっては1時間以上問診だけでかかることもある

何故長時間の問診が必要であるのか

①現在の症状の根本的な原因を探るため

②時系列的に過去にさかのぼって病歴や、生活環境

 社会環境、家庭環境、七情の乱れ、等を伺うため

③現在の症状とは関係がないようであっても、

 東洋医学的には大変重要な質問もあるため

※例)急性腰痛などや重篤な疾患で椅子に座っていることが困難な場合を除く

患者さんと治療家のよい関係を構築するうえでも

問診に協力的になって頂くことが好ましいことは知っておいて頂きたい

しかし、患者さんによっては長時間の問診にあまり協力的でない場合もあり

早く切り上げて、体表観察を中心とした診察をすることもあるし

2診目以降に問診を追加することもある

医療とは人と人の触れ合いの中でなされるもの

病んだ生身の人間が相手なので、問診するスタッフは

患者さんの体調や表情、姿勢を観察しながら臨機応変に対応することが重要

シンポジウム

昨日はスタッフ4人と友人3人で「北辰会臨床コース」の研修会に参加した

特別シンポジウム

「鍼灸医学は如何にあるべきか」~ドクターからみた鍼と将来の展望~

4名の若きドクターがシンポジストで座長が藤本蓮風先生

3時間の非常に有意義な内容だった

北辰会の会員には最近若い(20~30代)ドクターが増えており

鍼灸師と共に東洋医学の真髄を学んでいる

入会のきっかけは全ての医師が藤本蓮風先生の治療を受けて

西洋医学の治療にない”衝撃を受けた”ことが共通する

ジェネラリスト(総合診療家)としての患者さんに寄り添う

総合診療医師と同次元で評価されるよう

「北辰会方式」の伝統中医学理論に基づく、高度な鍼治療家が求められている

北辰会

昨日は大阪で北辰会臨床コースの講習会があり

スタッフその他7名で参加した

当院スタッフ1名も今月から新入会し

院内の正会員が4名となった

日本の鍼灸界でこれだけ”真の東洋医学”を極めている勉強会は存在しない

あくまで患者救済のために、真の医学としての”東洋医学を広める目的で

邁進する極めて志の高い勉強会なので、行くたびに新しい刺激を受けて

臨床に生かしている

蓮風鍼

当院では長年タフリー社のディスポ鍼を使っている

長さは15mm~60mm

太さは直径0.12mm~0.3mm

数種類の鍼を患者さんの体質、部位によって使い分ける

藤本蓮風先生がタフリー社に造らせた”蓮風鍼”

この鍼は鍼先が今迄にない形状をしており

非常にしなやかで刺入しやすい

少々太い鍼でも無痛で刺入できる

順次この蓮風鍼に入れ替える準備をしている

コストは上がるが、道具にこだわるのは技術者として必然だと思う

蓮風の玉手箱

師匠の藤本蓮風先生と各界有識者との対談

「蓮風の玉手箱」が好評なので改めてご紹介したい

産経新聞関西の電子版に毎週週末に更新されている

3人目のお相手は

九州大学大学院医学研究院(麻酔・蘇生学分野)の外須美夫教授

西洋医学と東洋医学の大きな違いや

東洋医学のとても深い世界を知ることができます

http://www.sankei-kansai.com/cat541/

内弟子採用

藤本蓮風先生の漢祥院の内弟子に

ウチの勉強会のメンバーが採用された

3年間住み込み蓮風先生の臨床をみっちり勉強できる

またとない機会を見事に射止めた、あっぱれである

私が見込んで蓮風先生に推薦した好青年

3年間の修業を全うした暁には

病める人を救える技と知識と人望を備えた

一人前の臨床家に成長することを確信している

蓮風の玉手箱

師匠の藤本蓮風先生が

産経新聞大阪本社公式ニュースサイト

http://www.sankei-kansai.com/cat541/

の中で”蓮風の玉手箱”というタイトルで有識者との対談を始めました

8月5日からほぼ週に一度更新されていて

深遠なる東洋医学を軸にした対談が大変好評です

是非覗いてみてください