エントリー - nagaoka

ストレスと舌診

ストレスと舌診 様々なストレスによって”気滞”が生じ 長引くと”気逆””肝陽上亢””肝火上炎”という 所謂「気が上に昇る」状態になる ゆえに舌の尖が赤みをおびる きつくなると、”紅刺”といいイチゴ状の赤い斑点が見られる […]

小児の風邪

龍安寺 筆者撮影 小児の風邪 中学生の♀ 38℃~39℃の発熱2日 37℃の微熱が2日 内科で風邪の診断、4日間内服治療 身体のだるさ頭重、痰、咳続く 風熱表証と診たて 右合谷7分置鍼 少商に刺絡 薬は中止 7時間後電話 […]

後谿穴の効果

飛騨の里  後谿穴の効果 心神不安、抑うつ、不眠、うつ病などの精神科疾患に 後谿(こうけい)という手のツボをよく使う 安神作用として非常に優れた効果がある 7月21日のブログに 23種の薬を処方されているうつ病患者さんの […]

矯正歯科との連携

スイセンの花 矯正歯科との連携 昨日解説した頭痛の原因が(西洋医学的に) 歯列の乱れによる噛み合わせの不良という事例は少なくない 歯列の乱れや、顎関節症が疑われた場合には 緑区のH矯正歯科医院に紹介状を書いている H矯正 […]

頭痛と中医学

頭痛と中医学 今夜は院内勉強会 主訴で多い「頭痛」をテーマとした 中医学による頭痛の弁証論治のトレーニングをした 頭痛を中医学により分類すると ヾ陵枉縊供Υ硫仂絮 肝腎陰虚 5し賣承 い血症 メ眤兊譱 多くはこの5種に分 […]

胃の気の診方

金閣寺の紅葉 筆者撮影 胃の気の診方 昨日解説した「胃の気」の続きです 臨床では「脈診」で胃の気をうかがう 末期がん患者、急性期の脳梗塞、心筋梗塞など 治療に耐えうる状態か否かの判断 予後不良か否かの判断 治療が適切か否 […]

胃の気とは

京都・龍安寺「気通」の書  「胃の気」とは・・・ 我が師匠、藤本蓮風先生著「胃の気の脈診」より抜粋させていただきました ≪黄帝内経≫素問 平人気象論 胃の気の有無は生死にかかわる ≪黄帝内経≫霊枢 五味 五臓六腑はみな気 […]

パーキンソン病

せせらぎ街道の紅葉 筆者撮影 パーキンソン病 パーキンソン病の日本における有病率は 10万人当たり100~150人といわれる 特定疾患(難病)指定である 特徴的なのは安静時の震戦(ふるえ) 関節のこわばり 仮面様の顔貌 […]

ランナーズハイ

朝焼け ランナーズハイ 5年前にうつ病発症した男性患者さん 鍼治療を2年前から始める 徐々に薬が減ってきた 数ヶ月前から”自分の意思で”ジョギングを始めた 5㎞を30分で走れるようになる マラソン大会の参加をお勧めした […]

風邪の予防

風邪の予防 風邪の邪気には”寒邪””燥邪”が多いことは既に述べた 冬至を過ぎて、気温が下がり北風が吹く季節 皮毛は閉じて”寒邪”から身を守る準備をしている そのような季節に大量に汗をかき汗腺が開くと、 一気に寒邪が衛気を […]