エントリー - nagaoka

会話ができた!

40代♀ 脳梗塞により右半身麻痺・記憶喪失・認知能力低下・会話成立せず 百会に鍼を打った瞬間 「ここはどこですか?」 「ここは鍼の治療院ですよ」 「僕の顔覚えている?」 「知っています」 「名札の名前が読めますか?」 「 […]

お血による舌の変化

60代♂ 主訴:背部痛 西洋医学による診断:肋間神経痛 東洋医学による弁証:気滞血お・右後気の偏在 処置:右天枢 治療直後に舌下静脈の怒張と暗紅色が著しく改善 上の写真は治療前と直後の状態 まだお班(皮下出血の痕)は残る […]

百会の効能

頭頂部に”百会”というツボがある あらゆる経脈、絡脈の気hが集まる処 陽気の調整で使うと,気を下に引き下げることができる 逆に陽気が著しく落ちた場合にはお灸が良く効くので 陽気を上げることもできる 精神科の疾患(うつ病・ […]

生理前後の体調不良

生理前後の体調の変化は虚実の判定において 非常に有益な情報となる 生理前に様々な不調を訴え、生理後には体全体がスッキリする場合 大きな生気の弱りはなく実証型 生理中~後に体全体の疲労倦怠感が顕著になる場合は 虚証で血虚( […]

エステサロン?

毎月第3木曜日の休診日のみ 当院は臨時エステサロンと化すことを知る人は少なくない 私の妹がシャルレの下着販売をしている関係で 専属のエステティシャンに場所を貸しているのだ ベッドが沢山あり使いやすい環境 まつ毛パーマ等が […]

素体とは

初診患者さんの問診の重要な項目に”素体”(持って生まれた体質)がある 患者さんが幼児の場合 母体の問診が不可欠となる 母体の生理の情報から母親の体質を知り 懐妊中の飲食、精神状態、出産後の生理の変化 等を総合的に診て判断 […]

鍼の補瀉

鍼を経穴(ツボ)に打つ時に 必ず”補瀉”といい患者さんや経穴の状態に応じて 刺激量をコントロールする 瀉法 息を吸い込む時に鍼を刺入する 邪気に当たるまで鍼を刺入する 息を吐く時、はきつくした時に鍼を抜く この時に大きな […]

東洋医学の臨床とは

東洋医学の病へのアプローチ 素体としての所謂体質改善の処置の前に まず標治法のアプローチを試みる 例)頭痛の原因が”肝火上炎”の場合は 清熱降火の処置が優先 標の肝火が治まってから 素体としてお血が認められれば 本治法と […]

自分に厳しく

臨床を始めて25年 患者さんの病が癒えていくことは さらなる高みを目指す勇気を与えてくれる 一つの病が治っても気を緩めてはならない 我が身を振り返ると、常に反省と自戒の日々 ヒトの身体は季節、環境の変化、ココロのあり方で […]

愛西市健康祭り参加報告

昨日は晴天に恵まれ愛西市健康祭りに 10名の愛知県鍼灸専門師会会員が 東洋医学コーナーで鍼灸体験治療の ボランティア活動をした AM9時~午後2時まで来場者は160名 初めて参加したスタッフには良い経験となり 日頃の臨床 […]