良い睡眠12箇条その9

【第9条・熟年世代は朝晩メリハリ、昼間に適度な運動で良い睡眠】

寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

年齢にあった睡眠時間を大きく超えない習慣を

適度な運動は睡眠を促進

健康に資する睡眠時間や睡眠パターンは、年齢によって大きく異なります

高齢になると、若年期と比べて必要な睡眠時間が短くなります

具体的には20歳代に比べて、65歳では必要な睡眠時間が約1時間少なくなると言われています

したがって、年齢相応の適切な睡眠時間を目標に

就寝時刻と起床時刻を見直し、寝床で過ごす時間を、適正化することが大切です

長い時間眠ろうと、寝床で過ごす時間を必要以上に長くすると

かえって睡眠が浅くなり、夜中に目覚めやすくなり、結果として熟睡感が得られません

適切な睡眠時間を確保できているかを評価する上では、

日中しっかり目覚めて過ごせているかも一つの目安になります。

一方で、日中に適度な運動を行うことは、昼間の覚醒の度合いを維持・向上し

睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけることに役立ち

睡眠を安定させ、熟睡感の向上につながると考えられます

以下続く