秋口の熱中症に注意!
朝晩が少し涼しくなり、「もう熱中症の心配はいらないかな」と思っていませんか?
実は今日、16時ごろ当院の玄関前で、ぐったりと座り込んでいる高齢の女性を発見。
話を伺うと、駅からバスの時間が合わず、歩いて帰る途中だったとのこと。
当院から駅までは、若い方でも徒歩25分以上。高齢の方にはかなりの距離です。
女性は顔が赤く、大量の汗、体も熱を帯びていて、まさに熱中症の症状。
スタッフがすぐに体温や血圧を測り、冷却と水分補給を行ってくれました。
おかげで、徐々に顔色が回復。
無事にタクシーでご自宅へ帰られました。
気温がピークを越えたとはいえ、湿度が高い日が続いています。
体に熱がこもりやすく、まだまだ油断できません。
熱中症を防ぐために大切なこと
- 水分は「喉が渇く前に」こまめに摂る
- 無理せず、涼しい時間帯を選んで外出する
- 高齢者は特に、自覚症状が出にくいので注意
- 少しでも体調に違和感があれば、すぐに休む
そして、日頃から自律神経のバランスを整えておくことも、実は熱中症対策になります。
鍼灸は、体温調節をつかさどる自律神経に働きかけ、熱がこもりにくい体づくりをサポートします。
「夏バテっぽい」「疲れが抜けない」と感じたら、鍼灸でケアして秋に備えましょう。