「問いカード」で深まるチームの絆

今日の勉強会は、ちょっと変わったワークを取り入れてみました。
その名も「問いカード」。

臨床のこと、性格、価値観、人生の経験、趣味に関する質問をカードにして、

サイコロで出た色のカテゴリーから1枚引く、というルール。

全員でその人の話をしっかり聞き、否定せず、自分の話にすり替えず、ただただ傾聴。

ファシリテーターの私は、エピソードを丁寧に広げていきました。


「自分で気に入っている性格は?」

「大きな決断の基準は?」

「5年後、どうなっていたい?」

「最近、みた映画で心が動いたことは?」

普段はあまり交わすことのない、でもみんなが持っている大切な想いや背景が出てきます。

日々の業務や鍼灸の施術に追われていると、どうしても”作業”になってしまいがち。

でも、この問いカードを通じて、スタッフ一人ひとりの価値観や性格、人柄がふっと見えてきました。

「この人はこんなことを大切にしてるんだ」
「実はそんな思いで施術してたんだ」

そんな新たな気づきに、心がじんわり温かくなりました。

鍼灸の技術だけではなく、「人としてのつながり」があるチームは、やっぱり強い!

患者さんにとっても、居心地のよい空間につながると思います。

たまにはこうして、手を止めて「聴く時間」を持つのも、大事ですね。