投稿

食生活7つのコ食

食生活7つのコ食とは

①の個食:家族みんなが違うものを食べる個食
     同じ食卓に居てもそれぞれがバラバラのものを食べ続けると
     協調性が養われず、自己中心的人間形成の原因に

②の孤食:食事形態が家族団らんから孤食へ
     楽しいひとときであるべき食事の時間が、孤独感や寂しさから辛いものへ
     1人で食べることが原因で、栄養の偏りや肥満うつ病の原因に

③の子食:子供だけで食べる子食
     マナーやしつけが問題になる、好きなものだけ食べるので人間形成不全と
     味覚異常に

※3つのコ食(個食・孤食・子食)はキレやすい人間を作る

続きは明日に

七草粥

正月明けは飲食過多により

脾胃を弱らせている人が多い

腹診で胃土(臍とみぞおちの中間のあたり)に邪(緊張)を認め

舌診では舌苔が厚くなっているので

不問診(問診せずとも)で判定できる

多くの場合内関の鍼や腹部打鍼で改善する

アトピー性皮膚炎で飲食過多をしてしまった場合(あってはならないが)

湿熱に対する治療が必要

上巨虚、豊隆、梁門等を使って瀉法

井穴に対して古代鍼や刺絡も有効だ

そして、今日は七草粥の日

疲れた胃腸をゆっくり休め、

場合によっては一食抜いても良い

間違った食養生

胃腸が虚弱で冷え症の女性

元気をつけるために毎日2個の焼きニンニクを食し

体を温めるために生姜を毎日ひとかけ調理して食して2週間

元々逆流性食道炎を患って鍼治療で完治していたが

私の知らないところで素人判断の食養生をされていた結果

胸やけや、みぞおちがつまるといった

逆流性食道炎のような症状がが発症した

問診を詳しくして上記のニンニク、生姜の過食が判明

特にニンニクは胃の弱い人が食べ過ぎるとよくない

さらに生姜は体を温めるが、食べ過ぎもよくない

ニンニクはやめて、生姜の煮汁にハチミツを加えるようにアドバイス

鍼治療は左内関穴の置鍼で胃はスッキリした

食養生は偏らないように注意が必要

そして専門家の意見を聞くべき、といった1症例

美味しくいただくということ

病気の治療に食養生はとても大切

我々は患者さんの陰陽・虚実・寒熱の体質によって

食養生を個別にアドバイスすることがある

料理研究家で有名な星澤幸子さんが

日本鍼灸師会の招きで講演をされた最後に

命をどのように愛しんで、活性化させれば、人生を華やかにさせられるのか?

という話をされた

それは、その人の生き方、考え方、食べ方次第で変わるのだと

人は食べ物が口に入った瞬間に「ああ美味しいな」と感じたものだけを

小腸から吸収できるという

だから、自分の感性や、食べたときの素朴な気持ち、味を大事にしていくことだと

豊かな自然と、四季折々に繊細な”旬”をいただけるこの国に生きることに

大きな喜びを感じて毎日の食事をいただきたいものです

大寒とフキノトウ

今日は二四節気の”大寒”

一年で最も寒い時期

日本の南を次々と前線が通過してこの地方は冷たい雨になったが

内陸部では雪が降り続いている

冬至を過ぎてからは風が弱く天気の良い日は

太陽の陽気が高まっていることを実感する

気温は低くても日中は暖かさを感じる

季節は確かに春に向かっている

フキノトウが芽吹くのもこの季節

フキノトウの苦味は降気作用を持っている

つまり、老廃物を降ろして、下から排泄する作用がある

冬眠から覚めたクマが真っ先に食べるのがフキノトウと言われている

これは、冬眠中に溜まった便を排泄する効能があるからである

立春に向けて陽気が高まっていくこれからの季節には最適な食材だ

薬効たっぷりの春の七草

七草がゆに用いられる野草には、

無病息災を願う人々の思いがかなうような薬効がたっぷり含まれている

せりは数少ない日本原産の緑黄色野菜で、セリ科の多年草

精気を養い血脈を整え、保温効果や高血圧予防に優れている

なずなは別名ぺんぺん草と呼ばれるアブラナ科の二年草

カルシウムやカロテンが豊富で風邪の予防に優れている

ごぎょうは母子草(ははこぐさ)の別名でキク科の二年草

咳・痰に効果がある

はこべらははこべのことでナデシコ科の二年草

昔から腹痛薬とされ、産後の浄血に用いられる

ほとけのざはキク科の二年草

整腸作用がある

すずなはかぶのことでアブラナ科の一・二年草

葉はカロテンやビタミンCの多い緑黄色野菜

腹痛薬としても使われる

すずしろは大根のことでアブラナ科の一・二年草

風邪予防や美肌効果に優れている

新年の7日に野草でつくったおかゆを食べる

野に自生し、新しい年に芽吹く若菜を食べることは

野菜不足を補うと同時にお正月のごちそうで疲れた胃腸を休めるのに最適

七草はいずれも秋に発芽し、ちょうどお正月頃に若菜になる身近な野草

胃腸を整え、体を温め、粘膜を強化する効能にも優れているのが共通した特徴である

四気五味説

「四気」とは(温・涼・寒・熱)

「五味」とは(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)

私たちの食生活はこの「四気五味」によって成り立っている

白米は温涼乾熱の平(中間)だが

玄米は体を冷やす働きをする

体の冷えて弱い人がいつも玄米ばかり食べていたら

よけいに体を冷やしてしまうので逆効果になる

なんでも「玄米菜食」は間違っている

陰陽のバランスと自分の体質・食品の四気を考慮して

食生活を送ることが大切である

http://www.n-acp,com

夏バテ対策

今日は二四節気の”大暑”

昨日までの低温から平年並みの気温に上昇し”暑邪”への注意が必要

この時期から”冷飲”冷たい飲み物の摂取過剰は

胃腸の機能低下を招き

食欲低下、体のだるさ(特に下半身)に繋がる

空調の効いた部屋に一日いる人が

夜キリリと冷えたビールを一気に飲むと胃腸が冷えて動きが鈍くなる

火照った体を冷やすのは、旬の食品(夏野菜や果物)の摂取がよい

くれぐれも冷蔵庫の冷たい飲み物、氷の入った飲み物、アイスクリーム

ビール、水割り、Etc・・・は控えめにすることだ

http://wwwn-acp.com

キウイフルーツの効能

キウイフルーツの効能

【ルーツ】
原産地は中国の揚子江沿岸ですが、中国からニュージーランドに伝わり

改良され、世界中で広く栽培されるようになりました

ニュージーランドの国鳥キウイによく似ているのでこの名前がついたようです

【東洋医学的効能】

清熱除煩 体内の余分な熱を冷まし、ストレスを解消する

利尿通淋 利尿作用がある

催乳 産後の乳汁分泌を促進する

陽虚症(体の冷えがきつい体質の方は食べ過ぎないようにしましょう

肝陽上亢 気が高ぶりやすい人は積極的に摂取しましょう

[]

かりん(花梨)の効能

かりん(花梨)の効能

【去痰止咳】咳を除き咳を収める

【和胃止嘔】胃の機能を回復させて、むかつきや嘔吐を止める

【止痢解痙】下痢を止めて、足の痙攣を解消する

【解酒】二日酔いを解する

かりんは寒熱は平衡性で、収斂作用があり古くから、咳止めや、喉の炎症に用いられています

[]