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妊娠についての教育始まる

文科省がこの度「妊娠しやすさと年齢について」

高校生向けに副教材として作成したとのニュースがあった

先進国の中で遅れていた分野の教育が始まることはトピックス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000026-mai-soci

不妊治療の現状

国立社会保障・人口問題研究所によると

不妊治療や検査を経験した夫婦は6組に1組

日本産婦人科学会の調べでは

体外受精で生まれた子供は

10年前では75人に1人

今は27人に1人だ

NPO法人Fineがまとめたアンケート調査で

不妊治療の治療費の総額が

100万円以上かかった夫婦が55%に達した

500万円以上が4.6%もあった

高額な費用を理由に治療に躊躇したり延期した人は81%に達した

厚労省は不妊治療の助成金制度の大幅な見直しをした

(平成26年4月1日付)

詳細は以下のURLを参照

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11908000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Boshihokenka/0000039731.pdf

内容は43歳未満という条件が定められたのが注目される

政府は3月に妊娠・出産の知識を持つ国民の割合を

現在の3割から7割に高める目標を定めたが

義務教育の子供たちに性教育と合わせて妊娠適正年齢の知識を

高める必要に迫られている

不妊治療に多く携わる我々としても

少子高齢化社会において早急に着手すべき問題と考えている

妊娠おめでとうございます!

今日不妊で通院中のお二人の方の妊娠が確認され

喜びの一日となった

40才、挙児希望してから7年間一度も妊娠せず

鍼灸治療を始めて4ヶ月

補腎の鍼治療とタイミング法だけ

本日妊娠のご報告があった

37才、8年前に結婚されてから挙児希望するも妊娠せず

人工授精1回目で妊娠せず

暫く不妊治療を休んで

疏肝と補腎の鍼灸治療を4ヶ月

人工授精2回目で妊娠が確認され

本日妊娠のご報告があった

お二人とも本当に良かったですね

おめでとうございます!

これからは大切に赤ちゃんを育て

安産に向けて鍼灸で体調を整えましょう

女性の診方

統合医療支援セミナーでの講義で

閉経前の女性を診たら妊娠の可能性を疑う

もしくは妊娠の可能性を尋ねることを学んだ

気管支炎の若い女性

最終月経から4週目

妊娠検査薬で陽性反応が出たので

処方されたばかりの

カロナールと漢方薬の内服を躊躇っている

妊娠4週未満は器官形成は始まっておらず

薬が赤ちゃんに影響を与えることはないとされている

この患者さんは処方した主治医に確認することとした

非配偶者間人工授精について

不妊治療を行っている長野県の「諏訪マタニティークリニック」で

1996年から2013年に79組の夫婦で妻が夫の実父(妻の義父)

から精子提供を受けて体外受精により

計118人の赤ちゃんが誕生したことが

27日分かったとの報道があった

妻が義父から精子提供を受けた夫婦は110組

匿名の第三者からの提供精子による非配偶者間人工授精(AID)は

60年以上前から行われているが、匿名が前提

近親者から精子の提供を受ける不妊治療には「家族関係が複雑になる」

などの指摘があり、議論を呼ぶことになりそうだ

近年非配偶者間人工授精を受けて生まれた子供が成人となって

自分の出自を知りたいというケースが増えており

大きな問題となっている

日本産科婦人科学会は、匿名の第三者から精子の提供を受けて

妻の子宮に入れる人工授精と、夫婦間の体外受精を認めているが

それ以外については言及していない

近親者からの精子や卵子の提供は過去に同学会で

「家族関係や人間関係が複雑になり、子どもの福祉の観点から

将来予期しない事態が起こりうる」と指摘されている

子供が欲しいという要望に応えるための

非配偶者間人工授精は

非常に慎重な対応が求められているのだ

http://www.-acp.com

妊娠おめでとうございます

42才

子供がほしいと打ち明けられて2年

人工授精などの不妊治療は望まれないので

排卵誘発剤と、黄体H剤を使い始めて3周期で

初めて妊娠を確認(6週)

補腎の目的で照海穴を用い

月経中は補血の目的で血海や三陰交に鍼治療

42才で自然妊娠の確率は5%未満にもかかわらず

あきらめずに2年間週に一度の通院で妊娠に至った

今後は流産予防を目的とした治療を続けて安産を目指しましょう

妊娠しました!

37才

結婚して3年間人工授精3回するも妊娠に至らず

肝鬱気滞、腎虚と診たて

17か月間、鍼灸治療を週に一度続けて体調が整い

2回凍結融解杯移植を受けて

この度妊娠を確認できた

ご主人様が1年間鍼灸治療を続けたことも

良い結果をもたらしたと考える

Mさんおめでとうございます

これからは妊娠中のケアが大切ですね

http://www.n-*acp.com

無事ご出産のお知らせ

32才のお子さんができにくかった患者さんから

無事ご出産のお喜びのメールを頂いたので

ブログ掲載の許可をいただき、そのまま掲載させていただきます

2月10日に無事3002gの男の子を出産しました。

妊娠してから貧血気味だったこともあり、出血が少しだけ多かったようですが10時間程で

出産することができました。

里帰り中も教えていただいた三陰交のツボのお灸で、張りなどの不調に効果があり、

毎日のお灸が欠かせませんでした。産後も割と体調が良いような気がします。

子供の顔を見てると一年前に不妊で悩んでいたことが嘘のようです。

中々妊娠しないながらも、諦めずに治療してくださった先生のおかげです。

本当にありがとうございました。何と感謝を申し上げればよいか…。

スタッフの皆さまにもよろしくお伝えください。

これからも長岡治療院の皆様のご活躍をお祈りしております。

Mさんスタッフ一同心よりお祝い申し上げます。

卵子凍結保存

将来の妊娠に向けた卵子の凍結保存について

日本生殖医学会は23日

妊娠の確率が低くなる40歳以上には勧められない

とのガイドラインをまとめた

女性の晩婚化や晩産化が進む中

一部の不妊治療施設で卵子凍結が広まりつつあるが

今までは法的な規制がなかった

同学会は「何らかの道しるべを定め、無秩序に広がるのを防ぎたい」としている

卵子凍結(卵子冷凍)保存の技術は年々進化しており、

現在90%の確率で将来解凍し 生き返らせることができるまでになった

もともとはアメリカでもがん患者の治療前に、

将来子供を持つ、という可能性を残しておきたいという

選択肢を残すために始まった治療

ここで問題になるのは

凍結卵子の出産率が10%程度と低く

リスクについての報道がほとんどなされていないこと

新聞社各社での報道のフォーカスも様々

読売新聞は詳細にリスクも含めて報道をし

女性ジャーナリストが「出産を先延ばしにする傾向」

を助長すないように警告している点は評価できる

不妊治療の公的助成について

不妊治膂の公的助成について

厚労省の有識者検討会は

女性の助成対象を42才までとする年齢制限を設ける案をまとめた

助成金の年齢制限を設けることによって

『卵子の老化』の知識を広め、早期の妊娠を促す効果に繋がれば、この制度には賛成

しかし、その前に打つべき抜本的な対策は

年齢別の出産率、流産率や、胎児異常についての知識を

高校生の保健の授業に組み込むために、文科省と協議することだと思う