明日はヨットでクルージング

明日は友人所有のヨットに乗って

三河湾クルージング

友人が3月で愛艇を手放すので乗りおさめ

今夜の低気圧が抜けると

明日は西高東低の冬型気圧配置で

北風が8メートルと絶好のヨット日和♪

但し船の上は猛烈に寒そうなので防寒対策をしなければ

向春の候

今日は24節気の雨水

最高気温が14度と上がり

風もなく体感温度はもっと高く感じた

三寒四温季節は日ごとに春に向かっている

弦脈を呈し、陽気の亢進した患者さんが多い一日だった

一時的な気の乱れなので降気の処置で殆どが治まった

明日からは南海上を低気圧が発達しながら通過し

気温もさらに上昇する見込み

養生の為に今夜はお酒はやめて早く寝ること

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一眼レフの魅力

当院患者さんで

デジタル一眼レフの魚眼レンズ~望遠レンズ(400~600㎜)を使いこなし

美しい写真のブログを公開されているのでご紹介します

[http://photohawkeagle.blog39.fc2.com/blog-entry-693.html]

無資格者問題

国家試験に合格することで

開業できる医療系の資格は

医師・歯科医師・獣医師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師・柔道整復師

開業するためには、国家試験に合格し

当該保健所に免許証を添えて開設届をし

保健所から調査があって認可される

巷にあふれる○○整体・カイロプラクティック・○○療法などは

国家資格はなく、開業しても届出する義務もなく罰則規定もない

要するに法の不備の恩恵を受けていることに大きな矛盾がある

無資格者対策については

(公社)日本鍼灸師会が長年厚労省に訴えてきているが

何ら改善する動きはない

事故があったらかかった人の自己責任となる

陽気の亢進に注意

気温が平年比で高い日が続くと

陽気が亢進してめまいや花粉症を発症する

明日は20℃近くまで最高気温が上がるらしい

気圧の谷が通過するので荒れ模様の予想

こういう日は下着や上着を上手に調整すること

ヒートテックのような熱をこもらせる下着は控えたほうが懸命

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ウイルス性胃腸炎に鍼灸と漢方薬

この時期所謂”胃腸風邪”が多い

西洋医学的にはウイルス性胃腸炎

この疾患に有効な西洋医学の薬はない

漢方薬にはこの疾患に特効薬があるのはあまり知られていない

藿香生気散(一般名カッコーサン)だ

弁証:外感風湿・内傷湿滞

病証:腹痛・下痢・嘔吐・心窩部の痞え・頭痛・発熱・自然発汗しない

舌診:白膩苔

鍼治療は内関・公孫

一昨日子供のウイルス性胃腸炎から感染した母親に対して

鍼治療後に藿香生気散を3回分差し上げた(資格上販売できないため)

翌日「鍼と漢方薬は最強の組み合わせです、お蔭様で母子ともにすっかり回復しました」

とFaceBookからお喜びのコメントが届いた

藿香生気散(カッコーサン)はドラッグストアには殆ど置いていないので

取り寄せして家庭のの常備薬として備えておくと安心

リウマチ性多発筋痛症経過良好

60代女性

昨年11月頃から頚肩のこわばり出現

近くの内科受診後藤田保大を紹介され

リウマチ性多発筋痛症(PMR)で40日入院

入院中から手指のこわばり、腫れ出現

股関節痛・下肢痛・膝関節痛が続発

CRPは23.8と高値

プレドニゾロン5㎎×3錠/日

カロナール3錠/日

退院後当院受診

弁証は痺病・気滞血瘀

3回の処置で車の運転が可能になり

9診目ほとんどの症状は消失

内服薬はすべて中止

藤田保大の主治医は短期間の主訴の変化に大変驚いていた

西洋医学的にはこれほどの短期間で痛みと関節硬縮が消失し

プレドニゾロンも中止している症例は経験したことがない様子

最近この疾患がとても多くすべての症例で鍼灸治療は有効・著効を示し

減薬→断薬できている

リウマチ性多発筋痛症の治療の第一選択は鍼灸治療であると断言できる

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名大病院にも鍼灸外来を

先月の名大統合医療研究会

鈴鹿医療科学大学教授 佐々木和郎先生がオブザーバーで参加された

佐々木先生は三重大学附属病院麻酔科で

統合医療鍼灸外来を立ち上げた功労者

名大病院総合診療科医師との統合医療研究チームは

立ち上げて4年目に入り一部の患者さんで臨床が始まっている

理想は名大病院内で鍼灸外来ができることだと考えている

佐々木先生も名古屋大学病院でも三重大学に習った

統合医療鍼灸外来を創りたいと熱く語られていた

実現すれば愛知県内に於いて

鍼灸の社会的な評価に与える影響は極めて大きい

いつの日か実現することを願っている

三重大学病院麻酔科総合診療科鍼灸外来のHP

[http://www.hosp.mie-u.ac.jp/section/shinryo/masui_shinkyu/

置鍼時間の考察

当院では少数鍼で治療する場合

置鍼といって鍼を打って暫くそのままにして一定時間置鍼することがほとんど

この置鍼によって気血津液が巡り身体のバランスと整えることができる

置鍼時間については初診時の基本は10分間

2診目以降で時間を調整する

最短は3分間~最長は30分間

時間の基準は治療後の脈診、舌診で良い変化が認められ

自覚症状の軽減ないし消失が認められる

この境界線の置鍼時間を患者さんによって変えていく

同じ患者さんでも治療日によって変えていく

殆どの患者さんは10分~20分程度でよい変化がみられるが

稀に10分の置鍼が過剰刺激となって一時的にだるくなったり眠くなったり

治療効果が認められない患者さんには3分~7分程度に短くすることで

より効果が得られることもある

置鍼せずに接触するだけの治療や

軽く切皮程度に鍼を打ちすぐ抜くといった手法も効果的な場合もある

非常に過敏な患者さんや小児には古代鍼を皮膚に当てずに”翳す”だけで

気を動かすこともできる

治療法のバリエーションの豊かさは鍼治療の醍醐味といえる

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全科を診る鍼灸師

一日100人の患者さんを診させていただておると

西洋医学の総合病院でいえば

外科以外のあらゆる診療科の患者さんとお会いすることの毎日だ

血液内科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・腎臓内科・心療内科

神経内科・老年内科・小児科・リウマチ科・産婦人科・婦人科・整形外科

心療内科・泌尿器科・老年内科・耳鼻咽喉科・歯科・皮膚科・眼科・・・等々

西洋医学で分類すると上記の疾患すべてを診ている

東洋医学では一人の患者さんまるごと全て心身一如として捉えるので

あらゆる疾患を診ることになる

ということは西洋医学的な幅広い知識も必要となるので

軸足は東洋医学においていても、常に西洋医学の勉強は欠かせない

2月の日曜日は学会、研修会がないので医学書の勉強の時間にしたいと思っている

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