エステサロン?

毎月第3木曜日の休診日のみ

当院は臨時エステサロンと化すことを知る人は少なくない

私の妹がシャルレの下着販売をしている関係で

専属のエステティシャンに場所を貸しているのだ

ベッドが沢山あり使いやすい環境

まつ毛パーマ等が安く人気なので

興味がある方は是非お試しください

勿論私は当日おりませんのであしかららず

素体とは

初診患者さんの問診の重要な項目に”素体”(持って生まれた体質)がある

患者さんが幼児の場合

母体の問診が不可欠となる

母体の生理の情報から母親の体質を知り

懐妊中の飲食、精神状態、出産後の生理の変化

等を総合的に診て判断する

例えば妊娠中に母親にイライラが多く

甘いものや脂っこいものを過食する傾向があった場合

出産後に乳児湿疹が酷くなったり

アトピー性皮膚炎になる場合がある

鍼の補瀉

鍼を経穴(ツボ)に打つ時に

必ず”補瀉”といい患者さんや経穴の状態に応じて

刺激量をコントロールする

瀉法

息を吸い込む時に鍼を刺入する

邪気に当たるまで鍼を刺入する

息を吐く時、はきつくした時に鍼を抜く

この時に大きな邪気は外に出る

その他、鍼の太さや置鍼時間も影響する

東洋医学の臨床とは

東洋医学の病へのアプローチ

素体としての所謂体質改善の処置の前に

まず標治法のアプローチを試みる

例)頭痛の原因が”肝火上炎”の場合は

清熱降火の処置が優先

標の肝火が治まってから

素体としてお血が認められれば

本治法として駆お血を行う

この様な手順で頭痛を根本から改善することが

東洋医学の優れたところである

自分に厳しく

臨床を始めて25年

患者さんの病が癒えていくことは

さらなる高みを目指す勇気を与えてくれる

一つの病が治っても気を緩めてはならない

我が身を振り返ると、常に反省と自戒の日々

ヒトの身体は季節、環境の変化、ココロのあり方で

常に動いている、毎日がいつも同じではない

患者さんと対峙する時、自分のココロは常に平常心、動揺してはならない

ココロを無にして直感的かつ、繊細に体表を観察することが

癒えにくい病を治癒に導くことに繋がると信じて

日々の臨床をさせてもらっている

愛西市健康祭り参加報告

昨日は晴天に恵まれ愛西市健康祭りに

10名の愛知県鍼灸専門師会会員が

東洋医学コーナーで鍼灸体験治療の

ボランティア活動をした

AM9時~午後2時まで来場者は160名

初めて参加したスタッフには良い経験となり

日頃の臨床とは違う緊張感と喜びを感じたようだ

愛西市健康祭りボランティア

明日は愛西市佐屋保健センターで

毎年開催される”愛西市健康祭り”の「鍼灸体験コーナー」に

ウチのスタッフを含め10人の鍼灸師がボランティア治療をすることになっている

老若男女毎年200名程度が体験治療を受けるので

鍼灸治療を受けたことがない方にとっては良い機会となるようで

これを契機に鍼治療を始められるケースも多いようだ

明日は目の回るような忙しい一日となることでしょう

折角の休日にスタッフ達には申し訳ないが

ボランティア治療に参加することは良い経験となるはず

腰椎すべり症

外科的手術を示唆された腰椎辷り症が

鍼治療により短期間で治癒した

患者さんご自身が感想を書いて下さったので、原文をそのまま掲載させていただく

60代♀

わずか、1分足らずで済む朝の洗顔が、一番恐怖でした。

胴体を締め付けられる息苦しさで思わずうめき声が漏れます。

4年前に整形外科で「すべり症です。5年以内に手術をすることになります。」

と言われました。我慢も限界に迫り、いよいよ覚悟を決めた矢先、

鍼治療を勧められました。

一回目の治療で「治る!」と実感できた事は驚きでした。

メスも投薬もありません。痛みすら感じない治療なので不安は何一つありません。

今入院は困る事情があるなかで、数回の治療で済み、本当に何もかも救われました。

※弁証は腎虚腰痛、補腎の処置で蓮風鍼3番一本使用

月経時の血液について

女性の月経時の血液の色や塊(血塊)の有無によって

お血(血液が停滞して発生する病理産物)

血虚(貧血とは意味が異なる”血”が足りない状態)

の傾向が判断できる

赤色が濃い(暗紅色)傾向で血塊(レバー状の血液の塊)があれば”お血”

赤色が薄く量も少なく、期間も短ければ”血虚”

鍼治療によって体調が良くなると月経血の色が変化し

血塊がなくなる

女性にとって月経の状態は健康のバロメーターと言える

〔〕

正しいタイミング法の知識

タイミング法は不妊治療において

自然妊娠を望むカップルの第一選択だ

日本不妊カウンセリング学会理事の

佐藤孝道先生が最新の正しいタイミング法の

解説をされたのでご紹介したい

1)排卵日の2日前に性交渉をもつのが最も妊娠しやすい

2)妊娠可能な日は排卵日を最終日として6日間

3)排卵検査薬で陽性になった場合はその日に性交渉をもつ

4)妊娠するためにはできるだけ多く性交渉をもつ(最低週に2~3回)

男性は意外に女性の生理現象に疎いので、

これだけの知識をカップルでしっかりと共有することが大切