前立腺癌

小笠原の夕日

前立腺癌

80才♂

前立腺癌の診断を受けて1年半、

抗がん剤、放射線は患者自身の判断で中止

女性ホルモン剤のみ内服し、鍼灸治療を続けている

経過は極めて良好

渓流釣りや農業に勤しみ、健康状態問題なし

PSA(前立腺癌の検査)が0.02上がっています・・・

と主治医が詳しい説明なく告げる

PSAは3.40が上限値

0.02が0.05に上がったところで誤差の範囲内

問題なしと説明し、ようやくいつもの少年のような笑顔に(^^)

主治医の説明不足である

他の血液検査の数値の説明も補足して

喜んでお帰りになった

東洋医学の治療家でも、最新の西洋医学知識は必須である

梅核気の治療

患者さん提供

梅核気の治療

梅核気(ばいかくき)とは

喉に異物感や喉が塞がった感じがして

ひどくなると声がかすれたり(嗄声)

食べ物の通りが悪く感じる

内視鏡で咽頭から食道を調べても異常がない

耳鼻科などで病気ではないといわれる

東洋医学では”梅核気”という

所謂ストレスによる”気の滞り”が病理である

最近この患者さんが多い

治療は”少衝”に刺絡(小指の先から少量の血を絞り出す)

これは速効性があって治療直後に、喉の異物感がなくなるか、軽減する

数か月慢性化していても一度の治療で効果が認められる