今日は節分

節分とは各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで

節分とは「季節を分ける」ことをも意味しています

江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指すようになり

大寒の最後の日であるため、寒さはこの日がピークです

明日からは徐々に春陽が高まっているので

肝鬱(ストレスフル)傾向の方は

イライラしない、カフェイン摂取過剰(一日コーヒー2杯まで)に注意し

適度な運動で気を巡らせましょう

”大寒”を過ぎてから花粉症様の目の痒みの訴えが増えていますが

花粉が飛んでいるのではなく、これも”肝鬱と春陽”の影響です

アドラーのことば7

アルフレッド アドラーのことば7

「あなたが劣っているから劣等感があるのではない」

「どんなに優秀に見える人にも劣等感は存在する」

「目標がある限り、劣等感があるのは当然なのだ」

人は誰もが劣等感を持っています

何故なら、人は自分では意識しないままに

「こんな人になりたい。こんな人生を歩みたい」

という目標を持っているからです

そして目標は常に現状よりも高く掲げられる

つまりいつまでたっても永遠に目標は未達成

だからこそ、そこに劣等感が生まれるのです

アドラーのことば6

アルフレッド アドラーのことば6

「やる気がなくなった」のではない

「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ

「変われない」のではない

「変わらない」という決断を自分でしているだけだ

例えば叱られたときにそれをどのように「認知」し

「意味づける」かは人それぞれです

腹が立つ、という人もいれば

悲しみ落ち込むという人もいるでしょう

しかし、一方で「なにくそ!」と発奮する人もいるでしょう

叱ってもらってありがたい、と感謝する人もいるでしょう

人は「認知」や「意味づけ」を変えることで

いかようにも反応すなわち、思考、行動、感情を変えることができるのです

アドラーのことば5

アルフレッド アドラーのことば4

「健全な人は、相手を変えようとせず自分が変わる」

「不健全な人は、相手を操作し、変えようとする」

「過去と他人は変えられない。しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。」

エリックバーン

この考え方で大切なのは

「本当はどちらが悪いのか?」という

「原因」を追究することはムダだということです

「どちらが悪かったのか」に時間や労力を注ぎ込むくらいならば

その分のエネルギーを未来の解決に費やすほうがはるかに生産的です

リウマチの鑑別

亜急性の全身の関節痛を訴える患者さんで

西洋医学的な検査(画像・血液)で異常が認められないか

他の疾患、例)頚髄症・手根管症候群・変形性関節症等

の診断がでるも内服治療や手術で改善が見られず

当院を受信される症例が最近3例あった

所謂グレーゾーンの患者さん

リウマチの疑いがあってもCRP.RF定量等が正常値であると

リウマチとは診断されにくいようだ

3例とも東洋医学的な弁証では痹病(ひびょう)の熱痹であった

関節痛が酷く熱い、手指の硬縮が著明、顔面気色は紅

舌色も紅色、脈は枯脈が多い

3例とも関節リウマチが疑われたので

医療連携するリウマチ専門クリニックをご紹介したり

受診されている主治医にリウマチの検査を依頼するようにした結果

全てリウマチの診断となった

リウマトレックスがよく効くので処方されると

鍼灸治療との併用で1~2か月で炎症が改善され

QOLが上がってくる

家事や仕事に復帰され感謝されることになる

リウマトレックスは徐々に減薬していけばよい

リウマチ専門医との医療連携が必要な疾患だ

アドラーのことば4

アルフレッド アドラーのことば4

「親が悪いから」

「パートナーが悪いから」

「時代が悪いから」

「こういう時代だから」

責任転嫁の典型的な言い訳である

自分の不幸な境遇を運命のせいにして

嘆いていても何ら事態は好転しません

自らアクションを起こすことでしか運命は好転しないからです

人は過去と他人を変えることはできません

自分自身の考え方や行動を変えることでしか

未来を変えることはできません

そして、人は誰もが自らを変える力を持っている

つまりは、未来を変える力を持っているのです

アドラーのことば3

アルフレッド アドラーのことば3

「たとえ不治の病の床にあっても

天を恨み泣き暮らすか、周囲に感謝し余生を充実させるか

それは自分で決めることができる」

病気やケガをはじめとして

自分自身ではいかんともしがたい事柄はあるでしょう

しかし、それ自体を変えることはできなくても

それをどのような気持ちで受け取り

どのような位置づけをするかは

常に私たちの選択に委ねられています

アドラーのことば2

アルフレッド アドラーのことば2

「人間は自分の人生を描く画家である、あなたを作ったのはあなた

これからの人生を決めるのもあななのだ」

「運命」の「運」という字は「運ぶ・動かす」という意味

つまり「運命」は自分で動かすことができるもの

これまで自分で「動かしてきた結果」なのだ

これまでの人生を作ったのは自分

これからの人生を作るのも自分

そう考えると人生はなんと素晴らしいものか

「できないことはない、人はどんなことでもできる」

アドラーの力強い言葉です

アドラーのことば

アルフレッド アドラー(1870~1937年)

オーストリア出身の心理学者

「自己啓発の父」とも呼ばれている

簡潔な言葉で生き方を説くアドラーのことばをご紹介する

悩める人々への助言となれば幸いだ

「人生が困難なのではない

あなたが人生を困難にしているのだ

人生は極めてシンプルである」

現在の人生を決めているのは

「運命」や「過去の」トラウマではなく

自分自身の考え方である、とうことである

今日は大寒

今日は二四節気の大寒

一年で一番寒い時期とされている

冷たい風に当たったり体が冷えることで

寒邪の影響によるとみられる急性の頸部痛や急性腰痛が最近多い

風邪をひいて腰痛をが悪化する人は

風邪を治す治療で腰痛も治る

日頃から鍼治療を受けてると

風邪をひきにくく

風邪をひいても早く治ることはよく知られている

インフルエンザも同じ

邪生闘争という免疫力(生気)とウイルス(邪気)との戦いだ

戦に敗れた結果発病し

戦に勝てば発病しない

こういう発想が中国古典医学は面白く

弁証→治法が導き出せるシステムが素晴らしい