イギリスの家庭医制度について

https://gedokunosusume.com/2015/01/19/uk-medical-system-and-mental-health/より転載
 
 
イギリスではプライマリ・ケアを基盤とした医療システムが確立されています。
 
プライマリ・ケアとは・・?
https://ameblo.jp/n-harikyu/entry-12510995997.html
 
 
 
健康に関する問題の約90%は病院ではなく、
 
General Practitionar(GP)と呼ばれる地域の家庭医が対応しています。
 
国民ひとりひとりに地域の家庭医が登録されるシステムがとられます。
 
これにより、健康上の問題が起こった場合はまず家庭医に相談し、
 
家庭医が精密検査が必要と判断した場合のみ2次医療に繋げるため、
 
過剰な検査や投薬が避けられ、医療費が削減されます。
 
 
対して、日本の医療はフリーアクセスなので
 
患者が病院を選ぶことができる反面、ドクターショッピングが増え
 
不必要な検査や投薬が医療費の増大に影響しています。
 
 
イギリスでは原則、医療費の自己負担額はゼロです。
 
処方は1つの薬剤で約8ポンド(約1100円)かかるので、
 
薬局で同じ効能の薬を約1ポンドで買ったほうが安く済みます。
 
 
日本では、薬局の薬は高いので、医療機関を受診して処方箋をもらったほうが
 
安くて、薬効の高い薬がもらえるので、イギリスとは真逆なのですね。
 
つづく・・・