情報過多の功罪

医師に病名を告げられる

病気が解って安心する人

心配する人

悲観する人

心配のあまりネットで調べてると

往々にして不安が増幅する

東洋医学で逆証(治りがたい病気)でなければ

「大丈夫よくなります」という言葉が

どれほど患者さんをに希望を与え

自然治癒力を引き出すかを我々は知っている

待合室の患者さん

スタッフ用のトイレはあえて作らなかった理由

待合室を通って患者さんのトイレを共用することで

治療前や治療後の患者さんに会うことができるから

悩み、不安、喜び、緊張、笑顔、安心

様々な表情を一瞬で読み取ることが習性

調子はどうですか?と伺う前にわかることも多い

昭憲皇太后の大御心

明治神宮のおみくじに書かれていた言葉

「かりそめのことは 思はでくらすこそ 世にながらへむ薬なるらめ」

【要 約】

とかく人間は目先のことに追われて

過ぎ去ったことをくよくよと考えたり

取り越し苦労して、無駄なエネルギーを費やしがちです

これは愚かなことです

今日一日を感謝しつつ

精一杯に励むことが、幸せに恵まれる基です

昭憲皇太后は27825首の歌を書かれており

明治神宮ではおみくじを【大御心】として表わしている

素晴らしかったのでご紹介をしました

肺と皮膚の関係

≪黄帝内経・素問≫五臓生成論 第十

肺と協力して気を主り、かつ肺の機能を反映するものは皮膚である

肺の機能が華やかに体表に表れるところは毛である

肺の機能を制御するのは心である

【解 説】

古代の医師たちは、肺が皮膚と合同関係にあることを如何に知ったのか

現代医学的にはともに呼吸機能を行い、相補的な関係にある

または肺は呼気として体液を輩出しており(不感蒸発)

皮膚の発汗とともに水分代謝に関係している

現代医学的には、心と肺は運動時に共同作業をしており

心不全では肺鬱血を起こし

肺炎時には心臓に負担がかかる

といったような相関関係が知られているが

2千年前に中国古典医学でこの関係を発見していたことは驚きだ