過敏性腸症候群

米国オハイオ州 M・H 40才

わたしはアメリカのオハイオ州に住んでいます。両親が名古屋に住んでいるので、年に1度名古屋に帰って来ます。 2年半ほど前から、腸の調子が悪くなり、アメリカでいくつか医者にかかりましたが、機能的に悪いところが見つからずIBS(過敏性腸症候群)と言われました。症状は、食べるとすぐにお腹が痛くなったり、下痢が続くことでした。どの医者でも、下痢止めや腸の動きを調整する薬などいろいろ出ましたが、どれもよい効果は見られませんでした。同時にそのころから生理痛も出て来て、薬は効かないし症状は続くしで辛い毎日でした。たまたま妹が北辰会の鍼の医者にかかっていて、名古屋に同じ北辰会系の長岡治療院があることがわかりました。鍼治療の経験がある妹が、わたしの様な内蔵疾患にも鍼は効くと勧めてくれたので、2年前に初めて長岡治療院で鍼を経験し、それ以来お世話になっています。 今までの 西洋医学と違って、東洋医学の見地から自分の体を診てもらい、まず自分の体質が分かり、自分本来のよい体調に戻していく為に日常生活で気をつけられる事などが分かりました。薬で症状を抑えるのではなく、本来の自分の体に戻していくことが大切なことだと思うようになりました。 鍼で体のツボを刺激する事によって、体が上手く動いていくのが分かります。おかげで、現在多少の症状はあり ますが、それと上手くつき合っていくことができるようになりました。 そして何より、長岡先生を始めスタッフの皆さんの気持のよい笑顔と、そこでは何でも相談ができると言う雰囲気にとても感謝しています。長岡先生のように話を聞いてもらえる医者というのは、 患者にとって何よりの治療であると思います。また、今の住まいがアメリカであるため、年に1ケ月しか治療院には行けませんが、向こうでインターネットアクセスを通していつでも質問ができ、それにすぐに応えてくださるので、遠くはなれていてもとても心強いです。